更なる品質改善を目指して、社内情報共有の手間解消と現場情報の活用へ

サトーパーツ株式会社様 導入事例
生産本部 本部長 上野武則様  製造部 部長 小方輝様

会社名:サトーパーツ株式会社
業態:メーカー
従業員数:140名
事業説明:
1948年の創業以来、スクリューレス端子台、ネジ式端子台、ヒューズホルダー、表示灯など、多岐にわたる各種電気部品製品の製造・販売を行ってきたサトーパーツ株式会社。
創業からの一貫した企業テーマとして「テクノロジーと製品クオリティとのバランス」を追求し、高い評価と信頼を得ています。

「Proceedクラウド」を導入したきっかけや決め手、今後の利用方針などについて、生産本部 本部長 上野武則様と製造部 部長 小方義輝様にお伺いしました。

社内情報の整理・活用(共有時の手間や、過去の履歴を探す手間)に改善の余地を感じていた

ーProceedクラウドをご利用の背景を教えて下さい。

小方様:

日々、工場で起きている事象に対して、記録として写真を撮影するシーンが多くありますが、それらのデータが整理しきれていなかったり、共有出来ていないケースが多々ありました。

また、製造機能を担う新潟工場と物流機能を担うさいたま事業所、そして本社を加えた3事業所間で情報連携が必要となりますが、情報連携に手間が発生してしまうため、必要最小限の共有となっているケースがありました。

ー具体的にどのような内容の情報連携に課題を感じていましたか?

上野様:

例えば不具合が発生した際、報告書として記録を残すことになっています。ただ、閲覧しておいた方が良い社内メンバーに連絡行き渡っていないケースや、確認したい内容が報告書に記載無い内容だと、当時の状況写真等から探す必要がありますが、膨大な過去情報から探すため時間が掛かってしまう、といったことがありました。

事業所間で製品の状態や現場状況を伝えるには、どうしても写真や動画を使った共有が必要となります。その際の作業(写真撮影、PC移行、圧縮、メールへの添付、説明文章を記載してメール送信)に時間が掛かる、かつ、CCに入っていないケースや、やり取りが増えると過去の経緯を探すにも苦労する、といったデメリットも感じていました。

また、過去の情報を探し出す際は、ベテランや当事者の記録頼りになってしまい、組織として情報活用しきれていませんでした。

ー社内の情報連携と情報活用に課題を感じていたということですね。Proceedクラウドを知って頂いたきっかけは何ですか?

上野様:

展示会でデモを見て、情報共有を効率的に実施するために、活用出来るかもと思ったのが始まりでした。

担当者の負荷が少ない操作性により、持続的な取り組みが出来る

ー展示会で知り、ご検討を始めて頂いたとのことですが、導入を決めたポイントは何ですか?

上野様:

システム画面や操作がシンプルなため、使いやすく、取り組みとして推進しやすいと感じた点です。これまでも情報共有を推進した取り組みを行おうとしたことはあります。ただ、前述した写真撮影から共有までの作業(写真撮影、PC移行、圧縮、資料へ貼り付け、メールへ資料添付メール送信)が発生するため、日々の業務に追われて、取り組みが停滞してしまっていました。

Proceedクラウドを活用すれば上記手間が発生せず、共有する担当者も負荷を最小限に対応出来るため、途中で停滞させずに改善活動が出来ると考え、導入を決断しました。

不具合記録、製造設備保全記録、製品開発状況の共有など、幅広い場面で活用出来る

ーProceedクラウドを活用して解決したい課題を教えてください。

小方様:

トラブル発生時の記録管理と共有を効率的に実施して情報共有の促進、組織全体での再発防止や品質向上へ向けた取り組みを実施していきたいです。

他にも日々の保全業務における作業記録や設備の状態確認記録、作業ポイントを残すことで、保全記録管理の効率化とトラブル時の対応迅速化にも繋げていきたいです。

また、製品開発時のドキュメント共有にも活用出来るのではと考えています。写真と動画だけでなくExcelやPDFもアップロード出来るので、試作時の写真情報に加えて、製品開発過程で作成された設計、仕様、検査情報などの共有にも活用していきたい。

ノウハウ集や過去トラ集としてのデータベース化へ

ー様々なご活用方法で取り組み進めて頂きありがとうございます。

上野様:

まずは現場の写真データの整理、共有を中心の活用となりますが、長期利用が進み、一定量のデータ蓄積が出来てくれば、ノウハウ集や過去トラ集として、最大限活用出来るような取り組みへも広げられるのではと考えています。

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